京都の日々

50代半ばを過ぎて京都に移住。その京都での日々を綴ります。

唐辛子入りのこんにゃく

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今回、私が作ったおでん

私はおでんが大好きです。
居酒屋で食べることもあるし、寒い季節になれば自分でも作ります。
私の好きな「おでんの具・ビッグ3」は、大根、がんも、そして、こんにゃくです。

私は今年(2020年)の夏、京都に移住してきました。9月ごろ居酒屋へ行くと、おでんがもうやっていました。さっそく私はおでんを注文することにしました。
実は京都でおでんを食べるのは、初めてでした。京都には旅行等で何度も訪れていますが、おでんを食べたことはありません。限られた旅行の日程の中では、やはり京料理や京都っぽいものを食べてしまいます。

しかし、今は京都に住んでいます。そうすると京料理等は日常的に食べるものではありません。何しろお金がかかりますし。当然、日常の食べ物は、普段から自分が食べてきたものになります。

そこで居酒屋に行っても、おでんを頼んだわけです。
もちろん私の好きなこんにゃくも頼みました。
こんにゃく好きの私は、ワクワクしながらそれを口に運んだのですが、一口食べてびっくりしました。
こんにゃくが、辛いのです。唐辛子がすりこんであるみたいなのです。そういえば、色も赤みがかかっています。
正直、違和感を感じました。メニューには、特に「とうがらし入り」とは書いてありません。ここの店のおでんは変わっているなぁ、と思いました。

その後時期が寒くなり、そろそろ自分でおでんを作ろうかとスーパーに行って、またびっくりしました。
なんと、唐辛子入りのこんにゃくが、並んでいるのです。
関東の、神奈川県出身の私は、スーパーで見たことがありませんでした。私が見落としていたのかもしれませんが、それにしても、幾度となくこんにゃくを、様々なスーパーで買ってたにもかかわらず、見た記憶がないのです。それだけ関東では、仮にあったとしても存在感はなかったのだと思います。

しかし、京都のスーパーでは、唐辛子入りのこんにゃくは、かなりの存在感をもって並べられています。
すると、あの居酒屋で出されたこんにゃくは、特別なものではなく、京都では比較的スタンダードなものだったのでしょうか。

はじめ、私は普通の(関東人の私にとって普通の)こんにゃくを買おうと思いました。
しかし、一度食べただけで、結論付けるのはどうでしょう。初めて食べた時に違和感を覚えるのは当然です。
私は、京都をはじめとする関西の食べ物は、関東よりはるかにおいしい、と感じています。だから、この唐辛子入りこんにゃくも、食べ慣れればとてもおいしく感じるかもしれません。そもそも私は、唐辛子やわさび、からしなど、辛いものは好きなのです。
思い切って、唐辛子が入っているもの、入っていないもの、両方を買ってみることにしました。
そして、今シーズン最初のおでんを、自分で作りました。

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下がとうがらしいり

さて、改めて食べた感想ですが、ぜんぜんいけます。居酒屋で食べたこんにゃくのほうが、色も赤みがあり、からかったので、今回は違和感があまりなかったのかもしれません。
辛い物好きの私にとっては、もう少し辛いこんにゃくもたべてみたいものです。これから色々なこんにゃくを試してみようと思います。