京都の日々

50代半ばを過ぎて京都に移住。その京都での日々を綴ります。

北野天満宮の梅

先日、北野天満宮の梅が数輪開花したとの記事を、ネットで見ました。
本当かな、と思い気になっていたので、今日行ってみました。

今日は上七軒側から入ることにしました。上七軒の通りも、落ち着いた風情のある街並みです。
かつて西陣織が盛んだったころには、旦那衆でにぎわった花街だったようですが、今はどうなのでしょう。お茶屋さんらしき店もちらほら見受けられます。

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上七軒の町並み、奥には北野天満宮の東門

上七軒をまっすぐ行けば北野天満宮の東門にあたります。
境内は思っていた以上にたくさんの人がいます。受験シーズンを間近に控えているからでしょうか。小学生、中学生くらいの子供を連れた親子連れが多いです。

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にぎわう授与所

お守りの授与所も人が集まっています。
東門を入ったところにある「長五郎餅」の売店もなかなか繁盛しています。

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長五郎餅を買い求める人たち

梅を探しながら境内を歩いていると、絵馬を下げる「絵馬掛所」がありました。ここも列ができています。

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絵馬掛所にも列が

そうこうしているうちに、開花している梅を見つけました!
でも本当に一つの木に1、2輪です。その咲いている木すら見つけるのに苦労しました。
それはそうですね。まだ紅葉も残っている時期なんですから。
一応、分かりにくいですが写真を撮ってみました。

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わずかに開花している梅

帰宅してネットのニュースを見ていたら、今日(12/13)から「大福梅」の配布が始まったことをしりました。
「大福梅」とは干した梅で、元旦にお茶などに入れて飲むと1年を健康に過ごせるという縁起ものだそうです。私は全然知りませんでしたし、今日まさに北野天満宮に行ってきたというのに見逃してしまいました。
混んでいたのは、受験シーズンが近いこともあるし、この「大福梅」を求めてきた人もいたからかもしれません。