京都の日々

50代半ばを過ぎて京都に移住。その京都での日々を綴ります。

桜が満開!

今日は一日曇り空で、時々雨がぱらつく一日でした。

そんな中、ふらふらと街中を歩いていたら、満開の桜に出会いました。
一瞬、目を疑いました。
前回紹介した、河津桜とは違って、薄いピンクの「ソメイヨシノ」なのです!

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旧成徳中学校の満開の桜

場所は、高辻通室町のあたりで、旧成徳中学校です。
成徳中学校は今は統合のため廃校になっているみたいですが、その校舎自体も、とても風情があります。
その敷地内、高辻通に面して、桜が咲いているのです。

近づいてみると、説明書きがありました。
ソメイヨシノ」ではなく、「春めき」という無名の実生種から増殖されて作られた桜らしいのです。
少し離れて見ると。「ソメイヨシノ」と変わらなく見えて、本当に驚きました。
高辻通のその数メートルだけ、季節が変わってしまったみたいです。

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風情のある旧成徳中学校の建物

説明書きには、新入生を迎える「ソメイヨシノ」とは別に、早咲き桜の「春めき」で卒業生をお祝いしたい、との気持ちが書かれていました。
素敵ですね。

続・一条戻り橋の河津桜

今日は約二週間前に咲き始めた、一条戻り橋の河津桜を見に行きました。

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一条戻り橋の河津桜

みごと、九分咲きくらいでしょうか。いや満開でしょうか。
足を止めて見入る人、写真を撮る人もいます。
近づくと桜の香りがします。ソメイヨシノより少し濃いピンクです。

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今日は少し寒いですが天気も良く、春も近いと感じました。

その後、例のごとく賀茂川で本でも読もうかと思い、自転車を走らせると、とても風情のある道がありました。ただの路地ではない感じです。思わず写真に撮ってしまいました。

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道に入ると、素晴らしい門構えの邸宅(?)の前に、石碑が建っています。
千利休居士遺蹟 不審庵」と彫られています。
ああ、ここが茶堂表千家の「不審庵」なんだ、と初めて知りました。
近くには裏千家の「今日庵」もあります。
さすが、趣のある通りです。

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不審庵の入り口

一条戻り橋の河津桜

先日の建国記念日もそうでしたが、この週末もとても暖かく、春を思わせる陽気でした。
今日も自転車で回ってみました。

お決まりの鴨川に行こうと自転車を走らせていると、途中の一条戻り橋で桜が咲き始めています! 一瞬目を疑いましたが、どうみても桜で、まだ開花し始めたばかりみたいです。
早速、写真に撮ってみました。

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一条戻り橋の河津桜

帰宅してから、ネットでニュースをチェックしていたら、「一条戻り橋の河津桜」が開花したとのニュースが、京都新聞のHPに載っていました。
河津桜だったので、早咲きだったんですね。私は知りませんでした。でも早速ニュースに取り上げるなんて、京都新聞さんもさすが情報を得るのが早いですね。
まだ先はじめなので、また一週間後にでも身に来ようと思います。

その後、賀茂川沿いに北山大橋まで自転車で走りました。
家族連れもたくさん河原にでていました。ボール遊びをする人、腰かけて語り合う人たち、凧揚げをしている子供もいました。

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賀茂川沿いを北山通りを目指して

帰りは丸太町まで下って、京都御苑を突っ切りました。
途中、いい香りがしたので自転車を止めると、梅の花が咲いていました。
桜も見た同じ日に、梅です。まだまだ2月ですからね。梅の花の香りもいいものです。

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京都御苑梅の花

護王神社と平安神宮へ

新年最初は、私の住んでいるところから行きやすい護王神社へ行ってみました。

ここは秋に高尾の神護寺に行ったとき、もともと神護寺にあったのが、明治時代に現在の場所、京都御苑の西に移転されたことを知りました。
それ以来、気にはなっていました。

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護王神社の狛猪

狛犬ではなく狛猪があることと、足腰にご利益があることで有名です。
狛猪にあやかって、境内には本物のイノシシがいました。
ホームページによると、お正月6日までのみ「イノシシふれあいコーナー」として、静岡県から招いているそうです。

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イノシシふれあいコーナー

モモちゃんと、珍しい白い猪のカリンちゃんが、檻の中にいました。飼育係の人から餌をもらっています。
なんともかわいい名前ですが、野性味がある本物の猪ですから、近くで見ると怖いといえば怖いですね。
時間によっては境内を散歩させて、もっと近くで見れるみたいです。

さて次は、足を延ばして平安神宮にいってきました。
境内には大きなプロジェクターが2台置かれて、さすが大きな神社です。
しかし、コロナのせいか混雑しているわけではありません。もっとも、お正月の平安神宮は初めてなので、例年がどうなのか私は分からないのです。境内は広いので、例年もごった返すことはなさそうです。

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広い平安神宮境内

京都は少し歩けば初詣に行けるところはたくさんあります。
平安神宮にしても、そぐそばに岡崎神社があります。八坂神社だって徒歩圏内でしょう。人が一ヶ所に集中することもないのでは、と感じます。

参道には屋台が並んでいました。
これも例年と比べるとどうなのか、私には分からないのですが、広い岡崎公園ですから、屋台で買った食べ物を公園内で食べている人たちも結構いました。密になっている感じではなかったですね。

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屋台が並ぶ参道

今日も晴れ間がのぞいたかと思うと、雲に覆われて雪がぱらつき、そしたらまた陽が射して、という寒い一日でした。

下鴨神社と上賀茂神社

今日は午前中は雪が降っていました。
窓から外を見ると、それほど積もっていません。ボタン雪みたいなのがフワフワ舞っている感じで、それほど積もる感じではありません。

昼にはやんだので、自転車で外出してみました。
今年最後は、やはり大好きな鴨川に行こうと思いました。

出町柳のあたりで河原を離れて、下鴨神社に寄ってみます。
正月の下鴨神社は、以前参拝したことがあります。参道には屋台がいっぱい出ていたのですが、今年は屋台は出ていません。そうですよね、このコロナ問題の最中ですからね。ちょっと寂しいです。

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下鴨神社糺の森に向かう表参道

時差参拝を呼び掛けていることもあってか、参拝者もちらほら見えます。
私はお参りは上賀茂神社でしようと思い、参道の入り口で引き返して、上賀茂神社を目指して、賀茂川沿いを進みました。

風景が開けた河原を自転車で走っていると、「大」の字が雪をかぶった如意ヶ嶽(大文字山)が見えました。左のほうに目をやると比叡山も雪をかぶっています。
河原では、親子連れが凧揚げをしていました。なんとものどかな風景です。

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遠くには雪を被った如意ヶ嶽

さて、上賀茂神社につきました。
先日、ネットのニュースで、上賀茂神社に大鳥居が新しく建立されて、「くぐり初め式」が行われたことを知りました。鴨川にかかる御園橋の工事と合わせて、神社前の広場を整備する一環としてらしいです。
たしかに行ってみると、まだまだ神社前は整備中といった感じです。広場が完成したらどんなふうになるんでしょうね。

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整備中の上賀茂神社前、手前の鳥居が「大鳥居」

上賀茂神社にも参拝者がちらほらといます。参道や境内は、初詣の準備が整ってきています。
それにしても、私が住んでいるあたりと比べると、やはり雪の量が多かったみたいです。ほとんど雪は消えているのですが、まだ神殿の屋根にはまだ雪が残っていたり、橋の上に残った雪を、神社の人たちが雪かきをしていました。

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雪が残る上賀茂神社

そして参道脇の草地には、結構大きな雪だるまが作られていました。朝のうちは、かなり積もっていたみたいです。

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境内には雪だるまが残っていました

参拝を終えて、帰路につきました。
時々、雪や霰が降り、そしてまた晴れ間が広がる、そんないかにも京都の冬らしい天気でした。

四条河原町で飲み納め

久しぶりに四条河原町界隈まで飲みにいきました。
タイトルは「飲み納め」などとしてしまいましたが、明日の大晦日も家で飲むとは思います。まあ、外で飲むのは、年内は今日が最後になるでしょうね。

行きは自宅から40分以上かけて、のんびり歩いていきました。
途中、錦小路も通ってみました。コロナの感染が広がっていますが、思ったより人がいました。ですが、以前のようにごった返して、なかなか前に進めないほどではありません。京都に住んでいる人が普通に年末の買い物に来ていれば、このくらいの混雑なのかもしれません。

四条河原町付近の、居酒屋「酒房すいしん」に入りました。
この店は、四条河原町に来た時に、何度か利用しています。京都に何店舗か展開している「すいしんグループ」の一店舗です。
私はこの「すいしんグループ」のほかの店にも入ったことはあるのですが、店によって雰囲気が違います。グループ店にありがちな、画一的な感じではないのです。

京都駅前には、大きな店舗があったりします。
ですが、この四条河原町にある店は、こじんまりとした店で、チェーン店という趣ではありません。料理も、板前さんがカウンター越しに作っている様子が見えて、京都ならではの食材を利用したメニューも取り揃えています。お店の人とお客さんのやりとりから、常連さんもいるみたいです。なかなか居心地がよく、料理もおいしいので、私は何度か利用しているのです。

店内は満席ではありませんが、そこそこお客さんはいて、にぎわっていました。もちろんコロナ対策の、パーテーション等は設置されています。
それでもコロナの影響下、営業時間は短縮しているようで、お店にとってはなかなか厳しい年末なんでしょうね。

7時過ぎに店を出たら、雪がパラパラ降っていました。果たして積もるのでしょうか。

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店を出たら雪が降っていました

今年初めての雪の朝

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今シーズン初の雪化粧

今朝7時ごろ起きたら、外には雪が積もっていました。
今年初めて見る雪化粧です。
家々の屋根の上にうっすら積もっています。もう道路の雪は、通行する車や人もあってか、ほとんどなくなってはいます。

ニュースによると、京都市内では一昨日には初雪を観測して、大原などではうっすらと積もったらしいのですが、私の住んでいる西陣のあたりで積もったのは今日が初めてです。

まだ雪が舞ってはいるのですが、青空が広がっています。おそらくこの積もった雪も、午前中には溶けてしまうのではないでしょうか。
10時近くになって、京都御苑に出かけてみました。 

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雪と紅葉の残る京都御所、朔平門

案の定ほとんど雪は残っていませんでしたが、御所の屋根や日陰の芝生に残っていました。一部にはまだ紅葉も残っていて、雪と紅葉を同時に見ることができました。
空気は身を切るように冷たいのですが、陽に当たると暖かで、とてもさわやかな気分になれます。
今年は雪景色がたくさん見れるでしょうか。

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京都御所の宜秋門